まとめ
モロヘイヤ栽培の順序を説明します。
栽培のポイントを簡単に簡潔に説明します。
特徴
- アオイ科
- 葉菜類
- 発芽適温30~35℃
- 育成適温25~30℃
- 種まきしてから約60日で収穫
- 畑の好みは良い日当たりと乾燥した環境
栽培方法
畑の準備
高温を好むので日当たりのいい場所を選びましょう。
植え付け1週間前に、畝の真ん中に深さ30㎝の溝を掘り、1㎡あたり化成肥料100g、肥料2~3㎏を溝に入れ、軽く耕して埋め戻しましょう。
畝幅40~50㎝、高さ10㎝のかまぼこ型の畝を立てマルチシートを敷きます。
種まき
気温が20℃以上に上がる頃に株間40~50㎝の穴をマルチシートにあけ、1つにつき5~6粒ほどタネをまきましょう。育成適温が25℃以上と高いため、早まきして遅霜にあうと育成が止まってしまうので注意しましょう。
予想外に気温が上がらず育成が止まっても心配はいりません。
気温が上がってくれば止まった育成が再開します。
モロヘイヤの種を探す
間引き
元気がない物から順次間引きを行い、本葉が5~6枚になる前に1本になるように間引きましょう。
タネ同士を近くにまきすぎると間引くときに釣られて抜けてしまうので気を付けよう。
追肥
植え付けてから1カ月を目安に、1㎡あたり50gの化成肥料をマルチシートの外側にまいて軽く混ぜ耕します。以降2週間おきに同量の化成肥料を施すようにしましょう。
摘芯
収穫を兼ねて草丈30㎝ほどになったら主枝の先端を摘芯します。摘芯すると、新しくやわらかいわき芽が次々とのびはじめます。
収穫
わき芽が茂ってきたら、伸びたわき芽の先端8~15㎝を手で摘み取って収穫します。次から次に新芽が伸びてくるので順次収穫しましょう。
開花後にできる実には有毒成分があるため、口に入れてはいけません。
モロヘイヤの完熟した種子には毒性の強い強心糖体のストロファンチジンが含まれており、家畜が食べて死亡する事故が起きています。
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