トマトの栽培方法

野菜づくり

まとめトマト栽培の順序を説明します。栽培の要所でポイント(ひとてま)を豆知識とコツで説明します。

1.特徴

  • ナス科
  • 果菜類
  • 発芽適温25~30℃
  • 育成適温10~30℃
  • 種まきから約120日で収穫、苗の植付けから約60日で収穫、開花から約40日で収穫、品種や気温によりばらつきあり

乾燥、多日射、昼夜の温度差かある環境を好む。







2.栽培方法(前半)

2-1土づくり

ナス科の野菜を3~4年つくってない場所を選ぶ。

植え付け1週間前に畝の中央に深さ30cmの溝を堀り、その中に1平米あたり堆肥2~3kgと化成肥料150gを入れる。

左右の土手の土を埋め戻し、幅40cm高さ15cmのかまぼこ形の畝をつくり水はけを良くする。

地温を上昇させ、湿度を保つためにマルチシートを敷く。

ポイント
元肥を施す深さが大事。溝の底に肥料を施し、根から離して植え付ける。少し成長した頃に根が肥料に届くことで、根を深く誘導することができ夏の暑さにも対処できるようになる。根が深くはると吸水力が上がる。
畑の土づくり を解説します。

2-2苗選び

茎葉の緑色が濃く節間が短くガッチリしているものを選ぶ。

1番花が咲いていれば、その後の成長が安定しやすい。

あきらかに元気がなく葉が縮れていたり葉先がめくれ上がっているものは避ける。

ポイント
1番花とは『いちばんか』と読み、その株で1番最初に咲いた花のことをさす。花を通路側に向けて植えるとその向きに実が付くので管理がしやすくなる。

2-3定植仕方

早植えは注意が必要、遅霜の心配がなくなり地温が上がりはじめたら植え付けをする。

水を張ったバケツにポットごと入れ、苗に十分水を吸わせる。

畝の上にポット苗を60cm間隔で並べて、カッターナイフなどでマルチシートに穴を空けポット同じ大きさの植え穴を掘る。

根を伸ばすため植付け後にかるく水をあげた後は3日程度は水をあげないようにする。

根に付いた土のかたまりを崩さないように、やさしくポットから苗を外して穴におき、土をかぶせる。

風などで苗が倒れないように短めの支柱で仮支柱を立て、茎が傷付かないように支柱と苗は8の字で結ぶ。

2-4水やり

仮支柱を立てたら苗に水をあげて防虫ネットをかける。

苗は温室育ちなので気温低下を防ぐために2週間程度は防虫ネットやビニール等をかけて少しづつ外気にならしていく。

ポイント
トマトは乾燥した昼夜の温度差がある高原地帯が原産地と言われているので、水のやり過ぎに注意する。土の表面が乾燥したら水をやる程度にする。

2-5本支柱立て

苗がネットの天井に付く頃、ネットを外し、長さが2m以上で太めの支柱を立てる。

ひもなどで、茎を支柱に誘引する。茎は成長と共に太くなるため、余裕を持たせて8の字で結ぶ。

ポイント
たくさん栽培する場合は苗を2列に植えて、本支柱をクロスさせると強度が増し、さらにクロス部分の横に一本ながし固定すると、強度か格段に上がるのでおすすめ。

3.栽培方法(後半)

3-1わき芽

かき栄養の分散を防ぐためにわき芽をかくわき芽とは主枝と葉の生える枝の間に生えてくる芽のことを指している。

このわき芽を伸ばし放題にしていると、栄養分が分散するだめ、実が大きく育たない。

わき芽が小さいうちに手でポキッと折る。

主枝のみの1本仕立てで育てる。ハサミで切ると、ハサミに菌が付着していた場合トマトに移ってしまうことがあるので、必ず手で行う。

ポイント
わき芽が繁ると栄養が分散する。わき芽を摘むことで果実に栄養分を回りやすくし球が大きくなるようにする。主枝と枝の間にあるのがわき芽。

3-2追肥

栽培期間が長いので成長にあわせて追肥。

1段目の実がピンポン玉の大きさになったら1平米あたり50gの化成肥料を通路にまき、軽く耕す。

2回目以降は、2~3週間おきに化成肥料をまく。

野菜の肥料 を解説

3-3摘芯、摘果

栄養を実に回すために主枝の先端を切る下から7~8段目まで花房が付いたら、主枝の先端を摘み取る(摘芯)。

摘芯することで栄養を主枝の成長ではなく実へ回すことができる。

梅雨が明けたらマルチシートを外す。

大玉トマトの場合は栄養がよく回るように、ひと房につき4~5個だけ実を残し、小さい実は摘み取る(摘果)。

ミニトマトは摘果する必要はない。

ポイント
生育のいいミニトマトは、1番花付近の元気のよいわき芽を1本だけ伸ばして2本仕立てでも育成出来ます。『Y』字になるように支柱を2本立てる。

3-4収穫

ギリギリまで熟したものを収穫する真っ赤に熟したものから収穫する。

家庭菜園ならギリギリまで実を熟させることができる。

完熟した甘いトマトを食べられるのが家庭菜園の特権。

4.害虫と病気

4-1病気と対策

尻腐れ病主な原因はカルシウム不足。夏の過乾燥でカルシウムを吸えずに発症する。発症した果実は取り除き、過乾燥では水をあげカルシウム剤を茎に散布することで発症を軽減できる

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