ジャガイモの栽培方法

野菜づくり

まとめ

ジャガイモ栽培の手順を説明します。要所でのポイント(ひとてま)で豆知識やコツを説明します。

1.特徴

  • ナス科
  • 根菜類
  • 植付け温度平均10℃
  • 育成適温15~20℃
  • 収穫までの期間は植付け後100~120日

2.栽培方法(前半)

2-1種イモの準備

ジャガイモはスーパー等で売られているイモを植えたりせず、園芸店やホームセンターで購入して植える。種イモは大きいものを購入し、植付け2~3週間前から室内の窓際で日光に当てて芽を発芽させておく。

2-2畑作り

2年以上ナス科の野菜を作っていない場所を選ぶ。冬の寒さがまだ残る春一番の作業で畝幅を70cmにしてよく耕し、深さ10cm程度の溝を掘る。掘った土は種イモを植えた後に戻すので、近くに置いておく。

畑の土づくり こちらで土の作り方を説明。

2-3植付け

平均気温が10℃ぐらいになったら植付ける。大きい種イモは半分または3つに切り分ける。小さい種イモは半分に切り分ける。芽が先端に集中しているので均等に含まれるようにする。目安は切り分けた一つが50gぐらい。

種イモの切り口を下にして、株間30cmで畝の溝に置いていく。置きイモに溝を掘った土をかぶせていく。イモの間に1平米あたり化成肥料150gと堆肥2kgを施す。種イモと肥料が直接触れないように気を付ける。溝に土をすべて埋め戻す。

ポイント
元肥は株間におくだけ、土と混ぜない。ジャガイモの根や地下茎(ストロン)は、種イモの上や横に伸びる性質があるため横におくだけで肥料を吸収できる。
野菜の肥料 こちらで野菜の肥料について説明

3.栽培方法(後半)

3-1芽かき

植え付け30日後(草丈10cmぐらい)、勢いのある芽を2~3本残し、それ以外の芽をかき取る。男爵、メークイーンは2本程度。キタアカリは勢いがあるので3~4本残す。

3-2追肥、土寄せ

芽かき後に1平米あたり化成肥料50gを畝の肩にまき土寄せする。

ポイント
土寄せや黒マルチでイモの緑化を防ぐ、ジャガイモは光があたると緑化するのでしっかり対策する。緑化したジャガイモはソラニンなどの有毒物質が発生しており、食べると中毒を引き起こす可能性があるので注意。

3-3収穫

植付け後約100日以降、黄色に色づいた茎や葉は収穫のサイン。雨に濡れると痛みやすいので、晴天が2~3日続き、土が乾いた状態で掘り起こす。収穫後は洗わずに日光の当たらない風通しのよい場所に土付きのまま保存する。

4.害虫と病気

4-1害虫と対策

4-1-1ニジュウヤホシテントウ

ニジュウヤホシテントウは、テントウムシダマシとも呼ばれている害虫。

見た目はテントウムシに似ていますが、黒い斑点の数が多く、全体がオレンジ色をしているのが特徴。

ジャガイモなどの野菜の葉や実を食害します。

幼虫も成虫も葉を食害するので、成虫が飛来して食害し、さらに卵を産み付けて幼虫が食害すると、葉がボロボロになることもあります。

対策はニジュウヤホシテントウはどこからともなくやってくるので、防除が難しい害虫です。

防虫ネットなどを使うこともできますが、ネット類をかけると、どうしても陰ができて、日照不足になることもあるので、あまり使いたくない。

農薬を使い被害を押さえる方法もある。あまりにも大量発生しすぎて、補殺駆除が間に合わず葉がみるみる食害されてどうしようもなくなったら、農薬を使います。効果絶大です。

4-2病気と対策

4-2-1そうか病

ジャガイモの表面にかさぶたのような斑点が発生する病気。土壌がアルカリ性に傾くと発生しやすくなる。

このかさぶたのようなものは、そうか病の方が大きく、粉状そうか病の方が小さいのが特徴。

地上部には症状が出ず、地下部分にだけ出る、収穫してみるまで感染に気付かないことが多い。

対策は土がアルカリ性になっていると、そうか病にかかりやすくなる。土作りの段階で、苦土石灰を入れすぎないように注意する。

4-2-2ジャガイモ 疫病 

梅雨の時期や、秋の長雨の時期など、多湿になりやすい時期に発生が多い病気。

症状はおもに地上部の葉や茎に出て褐色~暗褐色の病斑があらわれ、どんどん広がっていく。

対策は、風通しを良くし、雨などで土が跳ねあがらないよう、マルチ栽培などをして工夫。

初期のうちであれば、薬剤による治療ができるので、症状を見つけたら、すぐに対応することが大切。

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