まとめ
クウシンサイの栽培順序を説明します。栽培の要所でポイント(ひとてま)を豆知識とコツで説明します。
1.特徴
- ヒルガオ科
- 葉菜類
- 発芽適温20~25℃
- 育成適温25~30℃
- 収穫までの期間は種まきから30~45日で収穫、高温を好む野菜
2.栽培方法(前半)
2-1畑の準備
3年ヒルガオ科の野菜を作っていない場所を選びます。
湿った場所を選ぶとよく育ちます。
種まきの1週間前に1平米あたり化成肥料100g、堆肥2~3kgを全面にまいてよく耕します。
幅40cm高さ15cmのかまぼこ形の畝をつくり水はけを良くし均します。
畑の土づくり こちらも参考にしてください。
2-2種まき
種皮がかたいので一晩コップの水に浸と種が柔らかくなり発芽しやすくなります。
気温が20~25℃になったら、20~30cm間隔で深さ1cmの穴をあけ、1ヶ所に3~5粒の種を撒いて土を乗せます。
高温多湿でよく育つ。低温に弱いため10℃以下になると枯れます。
3.栽培方法(後半)
3-1追肥
草丈10~15cmになったら1㎡あたり50gの化成肥料を株の周囲にまき、軽く土を寄せます。以後2週間に1回のペースで追肥する。
野菜の肥料 についてこちらも参考にしてください。
3-2摘心
脇芽を伸ばすために草丈20~25cmになったら、下の葉2~3枚を残して摘心します。
3-3収穫
わき芽が伸びて草丈30cmほどになったら、伸びたわき芽を摘み取って収穫します。わき芽は次々に伸びてくるのでわき芽の葉を2~3枚残し順次収穫します。
クウシンサイは夏場に収穫できる貴重な葉物野菜です。肥料を切らさないようにすれば気温が10℃になるくらいまで長期間収穫できます。
4.病気と害虫
4-1害虫と対策
ネキリムシ
ネキリムシの幼虫は土の浅いところにいるので、被害のあった作物の根元を掘ると見つかることが多いです。
放っておくと被害が広がるので被害にあった作物の近くを探して捕殺する。
捕殺する際はピンセットまたはペットボトル捕殺機が虫の苦手な人にも扱いやすい。
4-2病気と対策
灰色かび病
灰色かび病が発生した場合は、発生した花や葉が回復することはないので撤去して畑の外に持ち出し焼却するかゴミとして処分する。
共栄しよう コンパニオンプランツ も参考にしてください
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